風見鶏

日経平均株価は21000円の攻防に、

そこを防衛できない場合は20000円を覚悟しないといけない。

そんな記事をどこかで見ました。

そういう記事を見て思うのですが、なぜ将来の株価の予想ができるのでしょうか？

株価は市場参加者が決めるものです。

基本的には、今の株価が高いと思った者が売り、今の株価が安いと思った者が買います。

例えば、

買いたいと思う人の資産力が売りたいと思う人の資産力を上回れば、

下げ局面でも下げ渋るということになり、そこが底値となります。

逆に

買いたいと思う人の資産力が売りたいと思う人の資産力を下回れば、

上げ局面でも上げ渋るということになり、そこが天井となります。

つまり、実際に株式売買をしていないアナリストは市場に参加していないので、

株価決定に関するプロセスに全く参加していない事になります。

そういう意見を真に受けるよりも、

自分自身で感じ取れるようになった方が良くないでしょうか？