不安な時は現金が一番です
毎日、毎日、景気減速懸念や景気後退予兆の話ばかりです。
悪い統計結果が続いたことで、ついに
FRBの利下げ観測や、日銀への金融緩和の期待が膨らみ始めました。
金融緩和は株式市場にとってはプラス要素、
景気減速や景気後退の話はマイナス要素、
綱引きでどちらの引きが強いのかの勝負です。
ただし、今のような状況は
金融緩和実行→市場はまだ足りないと要求
→金融緩和追加→まだ足りないと要求・・・と続き、
中央銀行が「もうこれ以上やらないよ」と言う時が大底のような気がしています。
騰落レシオ的にもすぐに底が来るとは思えません。
最低でも2週間ぐらいかかるでしょうか。
日々の上げ下げの結果によってはレシオ的な底に来るのは
もっと後になるかもしれません。
こんな時はあまり無理しない方がいいと私は思っています。
もし買いたい時でも"下がった時の保険"である現金ポジションは
残しておいた方がいいです。
リスクが取れる割合に応じて現金を使っていけば良いと思っています。
また、どうしても買いたくなった時に選ぶ銘柄にも注意が必要と思います。
今の状況であれば景気敏感銘柄は日々値を下げていますので
反動を狙って一発ドカンといきたくもなる気持ちは分かります。
でも、私的にはPER的に安いディフェンシブ銘柄が良いと思います。
ディフェンシブ銘柄と言うと「内需で外食産業!」と思う方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、有名どころのPERを確認すると
最低でもPER30倍、中には60倍、銘柄によっては1000倍越え(吉野家)とか、
そもそも高すぎると思います。
ディフェンシブで、有名どころで、今季が増益予想でかつ、それが達成しそうで、
PERが10倍台の銘柄は探せば出てきます。
私の物差しは上記の条件に加え、
株をやっていない一般人でも知っている企業。
これを主に買っています。