今月の経済スケジュールを見直して思う事
さて、今後の予定を確認しておこうと思います。
今週は09/13(金)がSQです。
このSQはメジャーSQでもあるので相場が大きく動く可能性があります。
そしてさらに今月はECB、FRB、日銀の
各中央銀行の政策決定会合がある月でもあります。
私は特にFRBには気をつけたほうが良いと思っています。
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と言うのは、みなさんよく思い出してみてください。
先月まで「利下げ圧力」がFRBに対してありましたが
今はどうなっているでしょうか?
そんな雰囲気は全くありませんね。
それもそのはず、
09/05(木)にアメリカで発表された様々は統計指数はそれなりに良い数値でした。
特に雇用関連やISM日生業景況指数は強く、どちらも予想を上回りました。
諸外国を見ると、ドイツあたりは悪い数値が出ていますが、
ではFRBの利下げが必要なのかと言うと疑問符の残るところです。
「利上げ期待」があるとドルが強くなりますね。
その逆「利下げ期待」があるとドルが弱くなります。
では「利下げ期待」が剥がれると・・・。ドルが強くなる見込みなんですが、
それが株式市場にどのような影響を与えるのか?
それは神のみぞ知る事です。
相場にどのような影響を与えるのかは綱引きのようなものです。
「利上げ」によるドル高円安を好感して上昇するのか、
それとも「利上げ」ができるだけ経済が強いと判断して上昇するのか、
または「利上げ」による今後の経済失速を悪材料として下落するのか、
それは相場参加者が決める事です。
経済ニュースはよく、「安全資産としての円が買われ」とか「◯◯を嫌気して」とか
相場の解説をもっともらしく言いますが、
あれはあくまで後付けの理由だという事を知っておくべきです。
では私たち個人投資家はどうすれば良いのか?
それは大きく動きそうな時はポジションを縮小し、
無理のないポジションにとどめる事が一番だと思います。