閑散相場
やはり市場は一旦お休みという感じでしょうか。
この一週間は東証一部の出来高がなかなか増えません。
週末にジャクソンホール会議というイベントがあり、
結果を待っているのかもしれませんが、それ以外の要素もありそうです。
そもそもこの8月という時期は閑散になりやすい時期です。
相場格言に「Sell in May」(セルインメイ)というものがあります。
株式投資を始められて間もない方も聞いたことがあるぐらい有名な格言、アノマリーとも言います。
直訳すると「5月に売れ」なんですが、このセルインメイには続きがあります。
この続きこそ大事な部分です。
Sell in May, and go away; don't come back until St Leger day.
訳すると
5月に売って、相場から立ち去れ。
そして、セント・レジャー・デー(9月の第2土曜日)まで帰ってくるな。
です。
今の時期は元々閑散となりやすいのです。
相場参加者が元々少ないため、方向性がなかったり、
動く時は極端な動き方をしたりします。
難易度が高い相場となりやすいです。
そのため、この時期は無理をせず、
現金ポジションを多めに取っておく事をお勧めします。
なぜならば、個人投資家はプロではないので
相場を休んでもいいのです。