PayPayに次世代の形を感じる
先日、初めてPayPayという物を利用してみました。
髪を切っているお店がPayPayだけは対応しているというので、
PayPayをスマホにインストールし、使ってみた次第です。
10年ぐらい前まではこのような決済をしようとすると
クレジットカードか各会社が独自で作った電子マネーカードによるものでした。
この決済を行うにはカードを読み込むためのカードリーダーが必要で、
そのカードリーダーだけでも高いのに、
さらにクレジット払いにするとクレジット会社に手数料を取られるので
利便性と引き換えにお店側には大きな負担でした。
それが、スマートフォンというパソコンと同等の端末を一人一台持つ時代になり、
これ一台で決済ができるようになりました。
今はスマホが当たり前にある世の中なので、なかなか実感しにくいですが、
スマホは偉大です。
キャッシュレス決済を推し進めているPayPayですが、
先日決算が発表され、当期純損失が367億円との事でした。
なんだこの会社は、バラマキでもやっているのか?と思いたくもなります。
しかし、この367億円がインフラ整備代金と思えば安い物。
何と言ってもPayPayのバックにはYahooが、YahooのバックにはSoftbankが居ます。
PayPayでインフラを作って、何かのサービスを稼働させれば、
367億円の初期投資など一瞬で取り戻せる価値があるかもしれませんね。
また、国の機関も法改正を進めており、
個人情報保護法は個人から得た情報を商用利用できるように舵を切っています。
私たちの知らないところでビッグデータの利活用という次世代の産業が
進んでいるかもしれません。