世の中のニュースは操作されていると思って取引すべし
ちょっと過激なタイトルと思いますが、実際はそうだと思います。
今回題材にするニュースの各社の記事はこちらです。
三菱商事、デリバティブ子会社で3.2億ドルの損失 元社員が虚偽取引 - ロイター
三菱商:約345億円の損失発生へー海外の原油デリバティブ取引で - Bloomberg
三菱商事 不正で345億円損失 | 2019/9/20(金) 17:09 - Yahoo!ニュース
運が良いのか悪いのか、私は丁度先日まで三菱商事を保有していました。
だから、このニュースが出た時に「そういう事だったのか」と思った次第です。
では、どういう事か書いていきます。
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私は上記の画像の通り、三菱商事を08/30に買い、09/19に売りました。
なぜ売ったかと聞かれれば、主な理由は「相場全体が買われ過ぎ圏に入った」事です。
しかし、理由はもう一つあります。
それは、同業他社と比べておかしな値動きをしていたからです。
日本の中の商社商事の大手は5社だと思います。
(あと2社加えるなら、双日と豊田商事ですが、今回は5社でいきます)
各社強みというか特徴があります。
そのため、09/17に原油相場が急騰した時は
他社と比べて三井物産の株価の上昇率が高いです。
そして、それらを網羅したとしても、今回の三菱商事の株価の値動きは他社と異なるものでした。
以下に今日まで(約345億円損失のニュースが出る前)の5社の日足チャートを掲載しています。チャートの形を見比べると分かりやすいと思います。
いかがでしょうか?
三菱商事以外の他4社はボリンジャーバンド+3σに何度も触れる事があったのに、三菱商事はそれがありません。
これは、
ニュースの内容を前もって知っている奴らがいて売っていたか、
それとも売っている奴らがニュースの元ネタの提供者ではないかと
思えてしまいます。
株式相場をやり始めて日が浅い方や、仕手の魅力に惹かれた方は、
「良いニュースも悪いニュースも人より早く手に入れたい」と、
日夜Twitterなんかで情報検索をしている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、そこで手に入れた情報はもう旬ではなく、公表された時はもう末期かもしれないという事を肝に命じておく必要があると思います。